①トヨタ タウンエース トラックベース
タウンエースにはバン型とトラック型が存在しますが、FRPシェル架装するのはトラックベースが基本です。マツダ ボンゴトラックが製造中止となった今では、唯一残る貴重な「ライトキャブコン」ベース車です。現在はメーカー出荷停止となっています。再開されれば受注を開始します。
1500cc 97馬力 2WD 800kg 燃料タンク 43L 積み 4WD 750kg 積み エンジン: ガソリンのみ 車両総重量 2080kg
②トヨタ カムロード5.2 & 5.0m ベース
ご希望なら5m以下も可能です (リアオーバーハングで調整)
ガソリン車2000cc 133馬力、ディーゼル車3000cc 144馬力 燃料タンク60L
1.25t積み ホイールベース2545mm キャンピングカー専用シャーシ 総重量3.5t超え
運転免許は中型車免許 中型車総重量8トンまで、準中型免許 準中型車総重量5tまでは カムロードに乗れます。
フロントエントランス・リアエントランスにも対応できます。
三菱ふそう キャンターワイドキャブ5.8m & 5.3m
キャンターワイドボディ530は580のシャーシは同じですがリアタイヤより後ろを短くしたモデルです。カムロードより10cmだけ長いだけでキャンターベースに乗れます !!
三菱ふそうはドイツ・ダイムラー社のトラック・バス部門の子会社。エンジンはFIAT製 輸入キャンカー デュカトと同じです。ミッションは三菱ふそう製DUONIC2が超優れもの。 足回りがソフトで乗り心地が良いです。3000cc 150馬力 ホイールベース2850mm?? 燃料タンク100L 総重量5t未満 改良はドンドン進めながら、デザイン面では一切のマイナーチェンジを行わない、TV CMも入れない企業方針は立派、キャンカーユーザーにはうれしいですね!!
ご希望があればリアエントランスも製作できます。
キャブコンを作るには、現車から型取った「抜き型」の一式が必要なのです
ハイエースやキャラバン、マイクロバス等のバンコン(バンコンパーションの略)は、ベース車の「箱」が最初から存在するのですから、新たな「箱」は必要ありません。
キャブコン(キャブコンパーションの略)と呼ばれるベース車はキャブと呼ばれる運転席部分に梯子状のフレームを有した車体(キャブ付シャーシと呼ばれています)ですから、新たにキャンピングカー架装するには車両形状に合わせた「箱=シェル」が必要になります。
シェルと呼ばれるFRP製の外装は、実際に架装する現物車両から型を取り、その型から抜型を作ります。抜型が生産車の基礎となります。海外で生産する場合は、現物車両を現地に送り、現地で型を保管しています。
OCPが製作する型は中国工場にあり、トヨタ タウンエース4.7mの型、トヨタ カムロード5.2mの型、三菱ふそう キャンターワイド幅5.8mの型 製作可能な型がなんと3車種もあるのです。中国では日本の大手ビルダーがオリジナルシェルを使って、キャンピングカーを製作しています。
中国工場は何といっても家具の製作レベルが違います。そして大量生産を目的とした大工場と資材・技術者が育っています。家具材も合板材から高価な無垢材まで安価に作れてしまいます。OCPはオーダーメイドのキャンピングカーを造れる優秀な家具工場と提携しています。高品質な部材を使った、オーダーメイド キャブコンが日本で入手可能となりました。
キャブコン製作には「設計図」が必要です。変更を加えると「新たな設計図」が必要になる場合もあります。
完全なワンオフ製作はまず設計時間が長くなります。製作工程でも、同じ設計ならいちいち図面を確認しなくとも頭に入っているようですが、ワンオフでは部材の確認から工程毎に図面の確認も必要となります。吊るしの規格車と比べ倍以上の労力が費やされます。少しでも費用を抑えたいと希望されるなら、標準設計車の一部変更をご利用ください。
費用を抑えられる「標準設計車」は GOODかも!!
標準設計車はすでに各部の設計が確定しています。その確定した設計を部分的に変更する場合は、設計労力が少なくて済みます。キャンピングカーの図面は平面図、右側面図、左側面図、込み入ってきますと前後輪切り部の図面が必要です。
「板一枚だけの変更」で済むのなら無料でOKです
板一枚だけの変更で、接する面の変更が必要でなければ設計変更は「無料」で致します。標準設計車を採用して、どのような目的でどのような変更を行いたいのかをご相談いただければ、できる限り安価に製作できる方法を見つけ出したいと思っています。
取り付け部品のご希望により、設計変更をせねばならないこともあります。配線・配管の引き回し、接する板の裏側・床下の処理なども配慮しなければなりません。