既成モデルのキャンピングカーを使っていますと、一般的には既製品の
レイアウトや設備構成で良いのかもしれませんが、ご自身の使い方では
ちょっと使い難い、何故ここはこのような作り方になったのだろうか、など
疑問を感じられるようになってくるもの
当社が約３０年間キャプコンを販売していましたら、色々と悩みや希望が
寄せられ、私も自分でキャンピングカーを使いたいとの思いで業界に入
りましたので、お客様の希望はできるだけ叶えてあげたい気持ちで接し
ていました。
相談されるお客様は、数台のキャンピングカーを乗り継いでこられたヘビ
ーユーザーがほとんどです。それぞれが自分の使い方を熟知されており、
既成キャンパーの設計思想に疑問を持たれている方も多数居られました。
一番多い悩みは電気と空調でした。それらの問題は当社では当初から解決
されており、それらを含めた相談が圧倒的に多く寄せられました。
それらの開発には多くのノウハウの蓄積があります。ノウハウの蓄積を元
に、社名変更して 内容もズバリ「ワンオフ」製作のプランニング・設計・製
造販売まで請け負う ONEOFF-CAMPER-PLANINGをスタートさせました。社名は英語の頭文字 オー・シー・ピーとなりました。
メールでのご相談は CAMPANY のページからお願いします
実際の相談から製作までの流れは、
その希望レイアウトと設備を、こだわりの理由があればお知らせください。そして予算を教えて下さい
ある趣味に使う、例えば、魚釣り用に適したとか、写真撮影用、山登りの基地として、訪問販売の基地、サーフボード用など 特別な用途に適したレイアウトや設備が必要な構造など 具体的な用途を伝えて頂けると分かり易いです。漫画絵で十分です。
それならこんな方法ではと、アイデアもお出しできます。簡単でも紙に書いて頂ければこちらも理解が早くできます。電話だけでは勝手な想像だけで予想しますので、思いとかけ離れる場合が多々発生します、
ベース車両、何人でお使いになるか、大まかな希望レイアウト 漫画イラ
ストでもあれば分かりやすいです。何にこだわっておられますか?
まずは電話で。簡単な相談となります。移動中や来店者との相談中であれば、予約されの電話相談、または直接お会いするご来店頂いての相談をお聞きします。ご相談は無料です。
図を描いたり細かな要望までお聞きして納得いかれるのが良いでしょう。
相談内容が改造であっても、設計標準車の変更であっても、ご予算がありますから無理な押し付けは致しません。
電話での相談は簡単に済まさせて頂きます。真剣なご相談は、予約により日付を打ち合わせの上、午前11時よりと、午後2時より、とさせて頂きます。
簡易図面 製作
簡易図面作成は2回まで無料とさせて頂きます。(3回目以降は３万円を請求いたします。税別) 簡易図面は板厚の明記無しです。
簡易図面を作成して、凡その部品配置までのプランを紙上で検討します。
凡その予算については後日に連絡を差し上げますが、部材の値上がりや為替変動なども予想されますので、凡その価格と思ってください。実際の製作にあたり、ワンオフ制作には多くの手間暇が必要となりますので、同程度の最近の既成モデル車の価格よりは割高になりますことをご理解願います。
配線や配管が伴う設備は最初から取り付けるか、または取り付け予定として必ずお伝えください。
簡易図面で凡そのイメージが把握できるのではと思います。
正式図面 作図開始
正式図面は板の厚みや部品配置までを考慮します。
まずは製作に必要な平面図作成に進みます。
タウンエースベース5,000円～
カムロードベース8,000円～
キャンターベース12,000円～
数字はごく簡素な仕様です。お聞きしてまして、図面作成の難易度から実際の費用をお知らせします。実際の製作となりましたら、製作費用から設計費用を値引きいたします。
曲線が多くなる、細かな細工が必要となるなどで費用は高くなります。(輪切り図作成は５万円/枚)すべて税別です。ご入金確認後に作業を開始いたします。
配線図
主要基幹配線図は搭載設備により異なりますが、簡単な図なら2万円～です。
図面ができましたらお客様と図面確認の打ち合わせに進みます。手直しがありましたら図面変更を行います。作図を基にして正確な見積額を算出いたします。
配線部品の場合は、後からのメンテナンス上、配線が表に出さなければならない場合もあります。配線カバーで処理しますがご理解願います。
持込部品の取付について
持込前に動作確認を済ませてください。取付はいたしますが、当方では持込部品の動作確認は行っていません。納車後に動作確認を行ってください。
不具合が発生の場合は、お客様から購入店へ修理にお出しください。
取り付け費用は別途発生します。
高電流部品の場合は、使用する電線の太さ指定もお願いします。
正式注文契約
正確な見積が出ましたらご連絡を差し上げます。見積は１か月以上かかります。この内容でよろしければ、総額の半金を入金して頂き、本契約となります。
本契約をしますと、ベース車の発注、その他の部品の発注も行います。キャンセルは不可能となります。十分に検討してご決断をお願いします。
納期は確約できません。ベース車の納期、中国工場・日本のドッキング作業、陸事の書類提出と審査など既製品車両とは異なる過程が多くあります。
本契約まで望まない方は契約を中止としてください。ご要望により実際の設計作業を行っていますので、設計費用の返金はできません。ご了承願います。
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実際のキャンピングカー製作に必要な作業とは
平面図、左右側面図、前後図、各カット材詳細図面、組立図、配線図など、工場が制御器入力用3D図面制作の基本資料を作ります。
標準車の場合はこれらのすべてが整って、木工パネル切断機にデータ入力資料が整った状態です。
ワンオフの場合はそれらのデータは1台毎に3D設計図に入力せねばなりません。パネルの厚みや色が異なる部材の切り分けのため、1枚のパネル板の切り取り配置図の難しい作業が必要です。無垢材使用にはさらに塗装工程なども増えますから費用はさらに膨らみます。
FRPの型は中国工場にあります。型から抜いたFRPシェルをベース車両の荷台に乗せるサブフレーム上に組立て、壁や家具、照明器具、配管類などを組み込んで、コンテナに乗せて日本の協力工場に送ります。
協力工場ではベース車両と合体させて、床下設備、室内マット設備、電気部品と配線・配管作業を行います。凡その納期が分かりだすのは、ベース車両の納期です。仕上がり状況は 随時写真をメールで送ります。
※製作工場の都合・工程上、完全に図面と同一とはなりません。支障のない程度の誤差は発生いたします。製作には養生を行い細心の注意をはらって製作していますが、製作工程で小傷や擦り傷が発生する場合があります。ご容赦願います。
京都 オー・シー・ピー に到着
陸運事務所の予備検査資料の製作に入ります。ユーザー様はできれば車の確認をお願いします。残金の凡そをご入金お願いします。納車時に精算させて頂きます。
